筋トレ直後の健康診断でクレアチニン値が異常値になることがあります
こんにちは。
神戸元町のダイエット専門&トレーニング初心者専門パーソナルトレーニングジムPersonal GYM SALUSの代表トレーナーのシュウジこと山田周慈です。
先日当ジムでパーソナルトレーニングを受けていただいているお客様が、定期的に行っている健康診断でクレアチニン(Cr値とも言う)という腎機能を表す数値に異常値が出たので再検査することになりました。
数日後の再検査でクレアチニン値が通常に戻っていたので、問題なしとのことで事なきを得ました。
このお客様は、パーソナルトレーニングに来ていただいてから5日後に健康診断を受けられました。
その他のお客様にも何度かトレーニングから数日後の健康診断でクレアチニンが高かったということを報告されたことがあります。
筋力トレーニングをするとクレアチニン値が異常値を叩き出すことが稀にあります。
通常のクレアチニン値は以下の通りです。
Cr総量は体筋肉量を反映しているので、体筋肉率の多い男性の方が正常値も高い。
正常値は施設によって若干異なるが概ね以下の通り。
Wikipediaから引用
- 血清Cr値:男性で0.6~1.2mg/dl、女性で0.4~1.0mg/dl
- 尿中Cr濃度:男性で20~26mg/kg/日、女性で14~22mg/kg/日
筋トレ後にクレアチニン値が上がる理由は、筋トレをすると筋肉が一時的に破壊されるからです。
この場合の破壊という表現は悪い意味ではなく、筋線維が切れてしまっているという意味です。(これにより筋肉痛を感じますし、元の状態より強くなって回復するので筋肉がついてきます。)
話を戻すと筋肉が破壊されることでクレアチニンという物質が血中に大量に放出され腎臓で濾過され排泄されます。
筋トレから数日間は血管内のクレアチニンの量が増えているので、この瞬間に健康診断で採血をすると異常値を出してしまうのです。
激しいトレーニング後に健康診断をしてクレアチニンに異常が出たとしても、それほど心配なさらなくても良いかもしれません。
とはいえ、何か他に原因があってクレアチニン値が異常かもしれませんので医師の判断を仰ぐようにしましょう。
神戸元町のダイエット専門&トレーニング初心者専門パーソナルトレーニングジムPersonal GYM SALUS
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